2009/06/20

■近畿日本ツーリスト イタリア 旅行ガイド

行ってきました「イタリア旅行」
このブログは、近畿日本ツーリスト主催の「充実のイタリア周遊 8日間」に
参加した体験記です。

季節は初夏、2009年6月8日~15日

ずっとあこがれていたイタリアツアーの感想をスケジュールにあわせて
観光のアドバイスや注意点などを案内していきます。

■相互リンクのお願い
 イタリア関連、旅行関係のサイト、ブログをお持ちの方へ
 「充実のイタリア周遊裕8日間」では随時、これらのジャンルの
 サイトやブログとの相互リンクを募集しています。
 商用、個人は問わず大歓迎です。

 充実のイタリア周遊8日間:
 http://italianablue.blogspot.com/

2009/06/14

7日目 バチカン市国 サン・ピエトロ大聖堂

いよいよ「充実のイタリア周遊8日間」の最終日です。

最初に訪れたのは、サン・ピエトロ大聖堂
バチカン市国南東端にあるカトリック教会の総本山。
サン・ピエトロは「聖ペトロ」の意で、キリスト教の使徒ペトロ
のイタリア語読みに由来する。

カトリック教会の伝承によれば、サン・ピエトロ大聖堂はもと
もと使徒ペトロの墓所があったところに建立されたとされ、
キリスト教の教会建築としては世界最大級の大きさを誇る。
床面積2万3,000m²。

初代サン・ピエトロ大聖堂は、ローマ帝国皇帝コンスタンティヌス1世
の指示で建設されたバシリカ式教会堂である。
ヴァティカヌス丘陵に2世紀になって整備された異教徒用墓地区域にある
聖ペテロの埋葬地を覆うように計画された。
 歴史学的には、ペテロがローマで殉教したとする確実な資料が存在して
いないので、建設地がほんとうにペテロの墓地だったかどうかについては
古くから反論がある。
現在見られる大聖堂の建設は、1499年に教皇アレクサンデル6世がサン・
ピエトロ大聖堂の改築を思い立ち、1505年の秋頃に教皇ユリウス2世によ
って改築の決定が行われたことによって始まる。

この後、大聖堂の建設主任には、ラファエロやミケランジェロなどに託され
ルネッサンス期を経て巨匠たちが主任建築家を引き継いで建設したもの
であり、単なる宗教施設という規模を超えて宗教芸術の宝庫にもなっている。

サン・ピエトロ大聖堂の中
ミケランジェロが主任建築家に任命されたとき、彼はすでにかなりの高齢
(72歳)の時。
ミケランジェロのピエタ

サン・ピエトロ大聖堂の中はむちゃくちゃに広い


壁の彫刻にある彫刻や天井の高さ、床の大理石など

多くの有名建築士たちが100年近く掛け作られている

建設費はいったいどれだけ掛っているのだろう。

カトリック信者の女性がお祈りをしていた。

キリスト教の使徒ピエトロが眠るとされる祭壇


この地下に墓碑と遺骨が発見されたとされているらしい。





この神々しさはどうだ!

普段神を信じない私が神の存在を信じてしまう

イタリア旅行で思ったことは、この国の歴史の重さでした。
キリストに対する思いなのか、寺院ひとつに何百年と掛けて建て
修復し続けている。観光地ローマだから維持しているのではなく
文化を守り続けているから世界中から観光に来るのだろう・・・



2009/06/13

6日目カプリ島からローマ

今回のイタリア旅行の目的は世界遺産と「青の洞窟」だったので
たいへん満足しています。

近畿日本ツーリストの充実のイタリア周遊8日間は、本当に
充実していると思います。

食事もクラスは別として各都市の名産が選ばれています。

さてナポリでの今日の昼食はナポリだけに
ナポリタンスパゲティ??

まずは島の高台まで登ります。

上陸した港が一望できる高台です。


これがまた美しいではありませんか。
世界中の人が訪れるわけですね。

そしてレストランも南イタリアのいい雰囲気があります。
                      ristorante La PIGNA

またこの4人ですが、この旅行で知り合ったのですがホント面白い連中です。
さて、メニューは、ナポリタンスパゲティではなく、ボンゴレビアンコと魚料理
でした。

ここのボンゴレ美味しい!
 こんな雰囲気で気軽なレストランです。

デザートは、カプリ風カカオケーキとコーヒーゼリーでした。


そして、カプリ島のアコードです。
ヨーロッパでもがんばってますぅ。
●カプリ島でのサポートガイド
 港の界隈にはカフェやお土産屋さんもあり、トイレも整備されています。
 ただこの界隈は混雑しているのでスリに注意とのことでした。
 「青の洞窟」は見に行くなら、ボート内は水で濡れて滑りやすいので
 安全な靴の方がいいですよ。
 また小型ボートに乗り換えるので、貴重品は身につけられるようにした
 方が安心です。

たいへん優雅な1日を過ごしました。ここからローマに戻ります・・・

昨日と同じHOTEL ARAN MANTEGANA(ローマ泊)
夕食は、アマトリチャーナとサルティンボッカと、赤ワイン(Chiani Classico)



HOTEL LA MANTEGNA
これでも夜の8時過ぎです。日が落ちるのは9時ごろでした。
一日カプリ島で遊んだ後の夕食後の落ち着く静かな時間でした。



明日はいよいよ、「充実のイタリア周遊8日間」の最終日です。
世界遺産ローマの市内・バチカン市国観光です。




6日目ナポリからカプリ島へ


ローマのHOTELを出発、ナポリを経由してカプリ島に入ります。
いよいよ、あの「青の洞窟」を見に行くので朝から気分がいいです。

HOTEL ARAN MANTEGNAの朝食

イタリアでの旅行中に思ったことの一つに、野菜や果物がとても美味しいこと!
味が濃いのは、イタリアの太陽のおかげ?

ローマから南へ30キロ離れたカンパニア州の州都がナポリ
ナポリの街は、ナポリ湾に面していて、ローマ、ミラノに次ぐ
3番目の都市。

世界遺産にもなっていて昔から「ナポリを見て死ね」と言われたぐらいで、
世界3大美港であり今も、港から見ると確かに美しい。
紀元前5世紀にネアポリス(新都市)と名付けられたギリシャ語が語源らしい。
イタリアの大女優ソフィア・ローレンの故郷でもあり、1995年に世界遺産に
なった・・・美しい街だが不法滞在者が多く、さらにゴミの収集が滞り、近くで
見ると街の美化は問題があるようです。
財政危機です・・・

カプリ島は、ナポリから30キロ南、人口12,000人の小さな島で古代ローマ
皇帝たちの別荘地帯だったとのこと。

さぁ、いよいよ島の名所「青の洞窟」に向かいます。
マリーナグランデから中型の船で渡ります。


同行のみんなの表情も楽しそうでしょう。
イタリアへ来て、みんなこんな風に笑顔になってます。(ハネムーンだしね。)

イタリア・カプリ島の名所「青の洞窟」の入口
小さい・・・

実は、この「青の洞窟」に入れるか入れないかは、運次第です。
天候と潮の満ち引きで入れないこともあります。
旅行会社も保証はしてないとのこと・・・

ですが我々にギリシャの神が微笑んでくれました。
小さなボートで「青の洞窟」に向かいます。

ボートに乗り移る時から冒険心でワクワクしてきますよ。
そして小さな岩穴に入ります。(仰向けでギリギリ)

すると・・・


どうですかー、すっごい綺麗!
言葉を失います。

この洞窟の中を一周してくれますが、船頭さん曰く「追加でチップくれれば
延長する」と言われたのですが、ぼったくりは危険と断ったのですが・・・
後悔してます。絶対に延長すべきでした。
あっと言う間に終わってしまいます。

でも、帰りの船でもみんな感動しきりでした。

南イタリア旅行で「青の洞窟」は外せません。感動したまま、ボートで戻ります。

次はカプリ島での昼食を紹介します。


2009/06/12

5日目 ローマのホテル

充実のイタリア周遊も後半となります。

本当にこのツアーは充実しているのですが
今日は、フィレンツェを出て世界遺産のあるシエナに入り
カンポ広場、シエナのドゥオモ、プッブリ宮殿を見てきました。

午後からは、シエナを出て、世界遺産アッシジ観光でした。

僕らはこのアッシジの都市がとても気に入りました。

聖フランチェスコ教会
聖キアラ聖堂
コムーネ広場

13-14世紀の都市建造物、約7千年も昔から存在している都市
この建造物は数千年もの時代の変化を見てきたんですね。

■シエナの祭り
毎年7月2日と8月16日に開催される「パリオ祭」が有名です。
聖母マリアを記念したこの祭りの起源は中世時代。
祭り当日はカンポ広場で中世の衣装を身にまとってパレードや
猛スピードでの広場を疾走する競馬は迫力あるそうです。


アッシジを出て、いよいよローマに入りました。
カンツォーネディナーでは、ツアーのみんなとすっごい
仲良くなれました。





美味しいワインとイタリアの民族音楽であるカンツォーネがイタリア気分を盛り上げたのでしょう。イタリア人が陽気なわけはこれか?
ローマのホテルへ移動のバスの中でも以上に盛り上がりました。






そしてホテルについてもロビーでワイワイと騒ぎました・・・
伊藤君、誰のものまね?

とてもよい空間です。



ホテルの名前は、「HOTEL ARAN MANTEGNA」(アラン・マンテーニャ ホテル)
みんな部屋へ入らず、カンツォーネディナーの後の散歩をしてます。
清潔感のある現代イタリアデザインが多く見れるホテルです。



部屋の中はまたイタリアデザインで近未来的でした。






いろんな国のトイレに興味があるのですが、イタリア・ローマのホテルといえどもウォシュレットはありません。
日本だけみたいです。おしりにも優しいのは。




こんなライティングです・・・
ロマンティックなイタリア?
でもこれって日本ならファッションホテルです・・・









さて、充実のイタリア周遊第6日めは、ナポリとカポリです。
いよいよカプリ島の青の洞窟を見に行きます。

5日目 いよいよローマへ

アッシジからイタリアのローマへバスで移動です。
ツアーのみんなも満喫しています。

今日の夕食は、「カンツォーネ・ディナー」です。
ほんと充実のイタリア周遊です。

この二人、カンツォーネのCDも出してます。ここは動画で・・・


みんな楽しみました。








今夜のイタリアン・ディナーは・・・
ゴンゾラチーズのリゾット。
久しぶりのお米です。







チキンのガーリックソテー。
これがまた、赤ワインが合うんです。
イタリア・ワインの赤といえば。
トスカーナ産キャンティ・クラシコ
ロッソ・ディ・モンタルチーノ
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノが有名です。

デザートは、オレンジのケーキでした(^^)






ツアーのみんなも楽しんでます。
コチラもハネムーンで参加の○○ご夫妻です。














そして僕たちも・・・
赤ワインで、赤い顔してますね。

さて、次はローマでのホテル他を紹介します。

宿泊ホテルは・・・
HOTEL ARAN MANTEGNA です。

5日目 世界遺産 アッシジ

イタリア旅行っていいですよ。もう、ホントに充実しています。
5日目の午後は、世界遺産 アッシジです。
スパシオ山の上にある、人口約2万5000人の小さな街ですが、古い歴史を感じさせる街並みは中世そのものです。白い城壁で囲まれた街は石畳の狭い道や階段が多く、散策するのが楽しいです。
アッシージは、キリスト教の聖者フランチェスコのゆかりの地でフランチェスコ修道会を設立した聖人の一人です。


■サン・フランチェスコ聖堂にむかう
スパシオ山から切り出されたピンクの石で作られた街並み、ここを登ると「サン・フランチェスコ聖堂」です。後姿の二人は、山口夫妻でその頭の間に移っているのが、渡辺さん?右端コチラを見ているサングラスの日本人男性は、平手さんだ。


サン・フランチェスコ聖堂の前で・・・











■サン・フランチェスコ通りの風景
この街は、本当に中世に迷い込んだかのような錯覚を覚えます。しばし、その街並みを見てください







この石畳の階段、いい感じでしょ。











通りの雰囲気もいいです。(前が、平野さん夫妻と後ろが辻さん夫妻です)






この写真、僕的には今回のイタリアツアーでのベストショットです









■コムーネ広場とミネルヴァ神殿跡
ミネルヴァ神殿跡
ローマ時代からアッシジの中心であったのがこのコムーネ広場。小さな噴水と時計台、そしてコリントス式の列柱美しいミネルヴァ神殿が並んでいます。キリスト教の時代には教会として転用されたため、ローマの美しい神殿が現在まで保存されています。




ミネベヴァ神殿の入り口のイタリア人女性を捕らえたのですが、後ろにいたのはカメラマン平野夫人でした。(写真をクリックすると大きくなります)








その中を見てみると、荘厳とした協会でした。これも歴史を感じますね。










世界遺産 アッシジ、本当にいい街でした。フランチェスコ修道会の教えにも感化されました。イタリア旅行ではぜひ、抑えておきたい街です。
この日の夕食は、カンツォーネ・ディナーです。(続く)

5日目 世界遺産 シエナ

さぁ、フィレンツェを出て、<世界遺産>シエナへ向かいます。

初日、ミラノからずっと、僕らを安全に運んでくれるバスの運転手、
名前を・・・あれ?

お互い使い慣れないカタコト英語で話していたら、忘れてしまった(^^;
でも、ちょっと人見知りする優しいナイスガイでした。(同行した人で覚えている人、教えて?)

■シエナについて説明しましょう。
シエナはフィレンツェとの権力抗争に明け暮れていた都市で、城壁に囲まれ、繁栄していた12-14世紀当時の面影を残しています。シエナは6世紀以降、商業、特に金融業を中心に発展してきました。12世紀に独立したが、皇帝派として教皇派である隣国フィレンツェを敵対していました。その対立は芸術にもおよび、フィレンツェのルネッサンス美術に対し、中世的なシエナ派と呼ばれる絵画様式を確立した。
シエナといえば、カンポ広場です。

・・・写真がありません(TT)
なので、カンポ広場を見渡す絶好の場所をお教えします。それは『マンジャの塔』に登る、です。すると貝殻のような形の『カンポ広場』が見えますよ。『マンジャの塔』とは、市庁舎の上にある120メーターの塔で、7ユーロで登れます。


■ドゥオモ
シエナのドゥオモは白大理石と黒大理石で作られた個性的です。12世紀に着工、クーポラと呼ばれる丸屋根は13世紀に、正面と内陣部は14世紀に完成したらしい。すっごい長い間作られ続けたんですね。有名なジョヴァンニ・ピサーノの作ですが、父親のゴシック期を代表する彫刻家二コラ・ピサーノが造った大理石彫刻の説教壇も見ごたえあります。


イタリアといえば、ジェラートですが、こんな風に売られています。ストロベリーは美味しかったですぉ。




世界遺産シエナの古い街並みを歩く新婚カップル・・・山口圭介&洋子さん夫妻






■午後は、世界遺産アッシジ観光に向かいます。
・・・の前に、本日の昼食です。

レストランはこんな感じで、清潔感と歴史を感じます・・・









この人が取り分けてくれます。(きのこのフェットチーネ)

すると、こうなりました・・・
フェットチーネは、トマトソースでしたが、私のポロシャツに飛ばす飛ばす。でもお店にはあるんですね。これ落とすスプレーが。液体窒素だと思うのですが、シャツにシュパーって。結構落ちましたよ。


ポークのオーブン焼き。
これは、それなりに”うまい”です。







で、デザートは、プロフィットロールでした。”プロフィットロール”って?プロフィットロールとは小さいシューを積み重ねて、チョコレートソースをたっぷりと上からかけたイタリアではポピュラーな、 そして常に人気のあるドルチェです。
が、こんなに大きいのは・・・はい、ひと口のサイズのようです。


世界遺産アッシジ(アッシージ)へ向かいます。